各種集会の企画

各種集会の位置づけ

シンポジウム 自由集会 フォーラム
位置づけ 大会の核となる集会 様々な話題を自由に議論する場 分野の課題について学会内での合意形成を目指す場
企画方法 公募 公募 生態学会の委員会が企画
開催時間 180分 90分 90分
演者の発表 オンサイト オンサイト オンサイト
オンライン対応 全件オンデマンド配信 一部オンデマンド配信 一部オンデマンド配信
開催の優先度 最優先 最優先ではない
プログラムが混み合う場合は抽選
最優先
非会員による講演 奨励
招待講演者として参加費免除
不可
要旨登録を伴わない場合は可
企画者・講演者の一般講演 不可
企画者・講演者の他集会での企画や講演 不可 不可

シンポジウム

シンポジウムは、大会の中心となる集会で、企画案を会員から募集します。大会参加者は、これまでにはなかった新鮮なテーマのシンポジウムが開催されることを期待しています。

  • 開催時間は180分、オンサイトでの開催となります。
  • 原則として全ての発表は録画され、会期中あるいは大会後1ヶ月間程度、大会参加者向けにオンデマンド配信される予定です。
  • シンポジウムでの国際的な情報発信や議論の活発化のため、海外研究者の参加や非会員の方の招待講演者制度を利用した積極的な参加を歓迎します。
  • 他分野との交流を深めるため、生態学会の非会員の方に招待講演をしていただくことも可能です。招待講演者の大会参加費は無料となります。なお、同一の非会員による2年連続の招待講演はできませんのでご注意ください。

自由集会

自由集会は、新しい分野の立ち上げを助け、生態学の枠組みからはみ出す話題についても自由に議論できる場として、生態学会が伝統的に重視してきた集会です。

  • 開催時間は90分、オンサイトでの開催となります。
  • 希望する場合は、発表は録画され、会期中あるいは大会後1ヶ月間程度、大会参加者にオンデマンド配信される予定です。ただし、配信希望が多数となった場合には、原則先着順でオンデマンド配信対象を選定する場合があります。
  • 意見表明やライトニングトークのように、要旨登録を伴う講演のない集会を開催することも可能です。この場合は講演登録の手続きを行なう必要はありません。

フォーラム

フォーラムとは、生態学会の各種委員会が企画し、生態学会の運営や学会が取り組んでいる生態学に関連する課題について広く会員の意見を募り、会員相互の情報共有を促すとともに、広範な議論により学会内の合意を形成することを目指すものです。

  • 開催時間は90分、オンサイトでの開催となります。
  • 希望する場合は、発表は録画され、会期中あるいは大会後1ヶ月間程度、大会参加者にオンデマンド配信される予定です。ただし、配信希望が多数となった場合には、原則先着順でオンデマンド配信対象を選定する場合があります。

オンライン対応について

オンライン発表について

本大会では、各種集会における オンライン発表については一律に不可 とさせていただきます。これは、本大会では発表をすべて会場に設置済みの発表用PCを用いていただく必要があること、会場における通信に制約があることから、事前にトラブルを避けるために設けられた措置です。ご理解いただきますようお願いいたします。

なお、オンサイトでの発表が困難な場合、趣旨説明、コメント、意見表明など要旨登録を伴わない発表、およびフォーラムでの発表に限り、事前に撮影した動画を再生する形での発表を認めます。下記のオンデマンド配信の映像にも残すことができますので、必要があればご活用ください。

発表の配信について

本大会では、原則すべてのシンポジウムと、希望する自由集会、フォーラム(ただし希望多数の場合は選定)の発表は録画され、後日ONLINE CONF上で公開されます。

なお、録画トラブルを防ぐため、録画作業はすべて業者に任せています。録画は会場に設置された発表PCでのみ行うため、録画されるのはスライドと音声のみです。会場の様子や講演者の顔は映りません。なお、質疑応答や総合討論については、マイクを通して話された内容についてのみ録音が可能です。

シンポジウム・自由集会の企画

企画にあたって

  • 発表は会場に設置されたPCを使用していただきます。企画者・講演者が持ち込んだPCを使用することはできません。
  • いずれの集会も企画者・講演者は生態学会員に限ります。ただし、シンポジウムに限り非会員の方に招待講演をしていただくことは可能です(会員種別ごとの講演資格参照)。
  • シンポジウム・自由集会の企画者・講演者は、他の集会の企画者・講演者、一般講演の講演者になることはできません。ただし、自由集会と一般講演の組み合わせのみ重複可能です(重複制限参照)。
  • 要旨登録を伴わない趣旨説明やコメント、意見表明などは講演には数えません。よって、これらの形での集会参加は、非会員の方でも可能であり、重複制限の対象にもなりません。
    • ただし、上記の形で集会へ参加する場合でも、大会参加申込みが必要です。企画者は注意喚起をお願いします。
  • シンポジウムとして申請する場合、講演者は2名以上で構成してください。講演者が1名だけの場合は自由集会として申請してください。
  • 企画者は、ダイバーシティーの尊重の観点から、企画者や講演者の立場やジェンダーなどのバランスに配慮して集会を構成してください。
  • 全体の趣旨説明と概要のほか、個別の講演の要旨も、大会ウェブページや大会プラットフォーム上に掲載されます。
  • 留学生や海外からの参加者増加を踏まえ、特にシンポジウムでは英語開催を奨励します。日本語開催の集会でも、可能な範囲でスライドの英語併記や簡単な英語版ハンドアウトの用意など、工夫をお願いします。

企画者が行なう手続き

以下のページから各種講演申込みが可能です。

【各種講演申込みサイトへ】

  • シンポジウム・自由集会の応募締切は、2024年10月31日(金)23:59です。
  • 企画者は、大会申込サイトに登録された会員番号を用いて企画申込を行います。会員番号は、マイページの会員検索機能によっても調べることができます。
    • 企画者が申し込み(2024年10月31日締切)をするまでに、全ての共同企画者・講演者は大会申込サイトへの登録をすませておく必要があります。あらかじめ大会申込サイトにログインし、申込者情報(メールアドレス、所属先など)の登録を済ませておくよう、共同企画者・講演者全員へ周知するようにしておいてください。
  • 企画者がすべての講演をまとめて登録します。申込み前に以下の情報の集約をお願いします。
    • 講演タイトル(日本語・英語両方、日本語全角40文字/英語半角150文字以内)
    • 講演者・共同発表者の氏名・所属(日本語・英語両方)
    • 講演者の会員番号(招待講演者についてはログインID)
  • 申込サイトにアクセスし、集会のタイトル、集会要旨(日本語なら800文字以内、英語なら400単語以内)、各講演情報を入力してください。
    • 要旨登録を伴わない趣旨説明、コメント、意見表明などは、講演者としては登録せず、集会要旨の中に情報を記載してください。
    • 集会全体(趣旨説明やコメンテーターによるコメント部分を含む)についてのオンデマンド配信の可否、および各講演についてのオンデマンド配信の可否についても回答していただきます。
  • 開催の可否については、締切の約3週間後にメールで連絡します。提案数が例年を大幅に上回る場合には、抽選で採否を決定します。
  • 大会企画委員会は集会の内容に関与しませんが、個人および団体を誹謗中傷する内容などを含むと判断される企画は採択されないことがあります。
  • その他の注意点もご確認の上、申込みを行ってください。

講演者が行なう手続き

  • シンポジウム・自由集会で講演できるのは、シンポジウム招待講演者を除き生態学会員のみです。
    • 非会員の方は、こちらを参考に、2024年10月31日(金)までに学会への入会申込みを行ない、2025年2月21日(金)までに学会費の納入をすませてください。
  • 企画者が申し込み(2024年10月31日締切)をするまでに、全ての共同企画者・講演者は大会申込サイトへの登録をすませておく必要があります。ご自身の会員番号(非会員講演者の場合はログインID)を使って大会申込サイトにログインし、申込者情報(メールアドレス、所属先など)の登録をお早めにおすませください。
  • 集会の応募に際しては、以下の情報を企画者へお知らせください。なお、これらの情報は締切後は変更できませんのでご注意ください。
    • 講演タイトル(日本語・英語両方、日本語全角40文字/英語半角150文字以内)
    • 講演者・共同発表者の氏名・所属(日本語・英語両方)
    • 講演者の会員番号(招待講演者についてはログインID)
  • 2025年2月21日(金)までに大会申込サイトから講演要旨(日本語なら800文字以内、英語なら400単語以内)を登録してください。また、自身の講演についてのオンデマンド配信の可否についても企画者にお知らせください。
  • 大会当日までに大会参加手続きを行い、参加費を納入してください(招待講演者は無料)。大会プラットフォームにスムーズにログインするために、できるだけ早い納入を推奨します。
  • その他の注意点もご確認ください。

フォーラムの提案

  • フォーラム企画の仮提案は、2024年9月15日(日)を締切とします。申込は各委員会代表者が行ないます。
  • 仮提案は、理事会に意見聴取をし、大会企画委員会および実行委員会との調整の上で、最終的な採択の可否が決定されます。これらの協議の過程で、内容の修正や開催形態の調整を求められることがあります。
  • 採択が決定したフォーラムについては、大会申込みサイトより企画の本提案を申込みをしていただきます。
  • フォーラムの企画やフォーラムでの話題提供は、重複講演制限の対象となりません。
  • なお、フォーラムに非会員講演者を招待する場合、非会員講演者は当該フォーラムのみ無料で参加することができます。シンポジウムや一般講演など他のプログラムへの無料参加はできないため、参加する場合は大会参加費を支払う必要があります。