ESJ72では、海外の優秀な研究者を招聘してシンポジウムでの講演とEcological Research誌(ER) への寄稿をお願いする「ER シンポジウム」という制度があります。
ESJ72では、ERシンポジウムで講演する海外研究者のうち1名を Ecological Research誌による招待講演者(ER招待講演者)として採用予定です。本大会ではER招待講演者は大会参加費が無料となる他、大会参加に必要な旅費を支給します(規定あり、補記2参照)。大会後にシンポジウム内容に関連したレビュー論文もしくは特集論文などをEcological Research誌に投稿していただくことが原則となりますが、投稿論文が受理された場合は学会負担でオープンアクセス化して出版されます。
大会シンポジウムへの海外研究者の招聘をご検討中の皆様は下記の募集要項をご一読の上、ER シンポジウムにふるってご応募ください。
ER招待講演を希望するシンポジウムの募集要項
旅費支給、参加費の無料化
ER招待講演者が大会参加にあたり必要な旅費を支給します(規定あり、補記2参照)。また、ER招待講演者の大会参加費は無料となります。
論文寄稿
ER招待講演者には、シンポジウム内容に関連したレビュー論文もしくは特集論文をERに寄稿して頂きます。受理された論文は学会負担でオープンアクセス化されます。
招待講演者人数
ER招待講演者は原則として1シンポジウムあたり1名までとします。
シンポジウムの言語
ERシンポジウムは原則英語で行います。
国籍の制限
ER招待講演者の国籍は問いません。
審査と採用
企画案はESJ72企画委員会シンポジウム部会で審査を行い、審査の結果に基づいて1名を採用します。
再招待の制限
過去の大会でER招待講演者として講演した経験のある方を再度招待する企画は、そうでない企画よりも採択において優先度が下がります。また、ERシンポジウムではER誌への寄稿を重要な趣旨として位置づけており、過去の招待講演者でER誌に寄稿していない方を再度招待する企画は却下されることがあります。応募の際には、講演者全員がこれらの要件に同意していることを企画者が確認してください。
提案締め切り
ERシンポジウム企画案の提案締め切りは8月30日(金)日本時間(JST)23:59です。採否は9月中の通知を予定しています。
応募方法
提案は応募用Googleフォームから行ってください。Google formsにアクセスできない方で、応募を希望される方は、本文文末の担当者までメールにてご連絡ください。
応募書類に記載する項目は以下の通りです:
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申請代表者情報
名前、所属、e-mailアドレス -
ER招待講演情報
・名前、所属
・ER招待を希望する理由(ER招待講演者によりシンポジウムの価値をどのように高められるか、ER招待講演および寄稿論文により生態学会員が得られるメリット、など):200字程度
・ER招待講演者の「代表的な論文の情報」と「その被引用数」(5本以内)。こちらは、ER招待を希望する理由の裏付けとして参照し、合否審査における数値情報としては使用しません。 -
予定しているシンポジウムの情報
・シンポジウムタイトル(英語)
・シンポジウム概要:400字程度
・シンポジウム構成メンバー
・ER誌に寄稿予定の論文の概要
補記1
ESJ72シンポジウムでは、「ERシンポジウムのER招待講演者」のほかに「招待講演者」という制度もあります。これは非会員の優れた研究者(国内外問わず)に大会参加費無料で講演して頂く制度で、人数制限はありません。ただし、大会後にシンポジウム内容に関連したレビュー論文もしくは特集論文をEcological Research誌に投稿し学会負担でオープンアクセス化して出版されるというメリットはありません。また、「招待講演者」への旅費支給もありません。ERシンポジウムの選に漏れた場合も、こちらの制度は適用可能ですのでご検討ください。
補記2
旅費については学会から生態学会旅費規則の範囲で支給されます(旅費規則URL:https://esj.ne.jp/esj/Rule/ryohi_kitei.html)。リンク先の規則には、航空券の券種についての記述がありませんが、原則としてエコノミークラスです。
参考:通常のシンポジウムと共通の募集要項
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シンポジウム企画者(共同企画者も含む)は日本生態学会正会員に限ります。
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シンポジウムの開催時間は約3時間です。
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他分野との交流を深めるため、生態学会会員以外の非会員の方に招待講演をしていただくことも可能です(「招待講演者」制度)。招待講演者の大会参加費は無料となります。ただし、同一の非会員による2大会連続の招待講演は認められませんのでご注意ください。
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過去の大会で開催したものと同じテーマでシンポジウムを企画する場合は、その間の研究進展も含め新たな知見を明確にした企画としてください。タイトル、演題、要旨のいずれかが過去に開催されたシンポジウムと同一となる申請は認められません。
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講演要旨登録締め切りは一般講演(口頭、ポスター)と同じです。
この件に関するご質問とご要望は、大会企画委員会シンポジウム部会ERシンポ担当の平田晶子(森林総研)までお願いします:hirataa [at] affrc.go.jp
文責:ESJ72シンポジウム部会部会長 佐藤永