人と野生動物の共存: せめぎ合いの歴史から考える
野生動物との「共存」に賛成する人は多いでしょう。しかし、「共存」とはどのような状態を指すのかは人によって解釈が異なり、時代によっても変わります。そして、そのような「共存」の定義によって管理方針は大きく異なります。この講演会では、人と野生動物とのせめぎあいの歴史や科学コミュニケーションのあり方について話題提供します。どうすれば「共存」できるのか?を探る前に、そもそも「共存」とはどのような状態なのか?を一緒に考えるきっかけになればと思います。
日時:2025年3月15日(土) 13:00 – 15:30
場所:札幌コンベンションセンター 特別会議場
参加費:無料、事前登録不要
ポスター
会場
会場へのアクセスはこちらを参考にして下さい。
プログラム
発表者/発表タイトル | |
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1 |
日野貴文(北海道立総合研究機構) 揺れ動く「共存」の考え方: 北海道のヒグマ管理の例 |
2 |
飯島勇人(森林総合研究所) 過去10万年にわたるシカ個体数の変化と人との関係 |
3 |
内田祐一(文化庁/国立アイヌ民族博物館) アイヌ民族による野生動物利用 |
4 |
有坂美紀(RCE北海道道央圏協議会/Co.DESIGN) 科学コミュニケーションが促す市民の対話 |
5 |
パネルディスカッション 清尾崇(札幌市) 早稲田宏一(NPO法人EnVision環境保全事務所) |
企画 日本生態学会札幌大会実行委員会
主催:日本生態学会
後援:北海道、公益財団法人アイヌ民族文化財団